ようごしゅう用語集
LOI(Leyton Obsessional Inventory): レイトン強迫性検査
強迫症状と強迫性格傾向を測定する、自己評価質問紙。Cooper, J.が1970年に出版した原著で、英国を中心に強迫症状や強迫性格傾向の測定に広く用いられている。日本版は、北里大学東病院グループによって作成されている。設問は69項目で構成されており、このうち 38 項目で「ハイ」と回答した場合のみ追加質問が設定されている。強迫神経症だけでなく、強迫症状を伴う摂食障害、統合失調症、うつ病、器質性精神障害などで利用される。