ようごしゅう用語集
CD33 タンパク質(Cluster of Differentiation 33)
1970年代ごろから、細胞表面抗原に対する抗体を用いて白血球を主とした各種細胞の鑑別同定がなされ、これらを抗原ごとに抗体を区分したものがCD(Cluster of Differentiation) 分類であり、現在371種が分類されている。一般的にCD33はAMLなどの骨髄系の細胞で発現しALLでは発現していないが、一部にCD33陽性ALLがあり予後不良とされている。近年CD33抗原に対して開発された抗体の中から、CD33陽性AMLの治療に有効な薬剤が開発されている。