ようごしゅう用語集
拡散強調画像(DWI:diffusion weighted image)
MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)の撮影条件の一つ。MRIは、放射性物質を用いることなく、強い磁気と電磁波を利用して身体を断面的に画像化する装置。DWIは、水の水素分子のブラウン運動によるわずかな拡散を画像化する手法で、運動の大きなものは黒く、運動の小さなものは白く見える。身体を構成する細胞などは常に活発に活動しているので、正常であれば黒い画像となるが、脳梗塞のように動きが少なくなった部位は白い画像となる。白く見える病気の代表は新しい脳梗塞と炎症(脳腫瘍)などである。