家族の健康管理から医療資格者との橋渡し役まで

×

ヘルスケアプランナー検定の 練習問題に挑戦!!

練習問題のレベルを選択

ホームヘルスケアプランナー

ヘルスケアプランナー

ごうかくしゃのこえ合格者の声

  • 受験者の声

    杉内誠さん / 看護師

    ヘルスケアプランナー

    「自分らしく一生を生きるために必要な基礎知識」

現在のお仕事内容を教えてください。

看護師として保育園に勤務しています。子どもと職員の健康管理、安全管理はもちろん、労働環境の整備なども役割のひとつです。子どもの心身には家庭環境が大きく影響するので、保護者の相談に乗ったり、必要に応じてタイミングよくアドバイスできることなども心がけています。

お仕事の幅が広いですね。現在は、保育園に医療の専門職である看護師さんが勤務するのが一般的なのでしょうか?

今のところ、私立認可保育園における看護師の常駐率は40%弱です。食物アレルギーなどのお子さんも増加傾向にありますし、核家族化が進んで保護者の方々も、子育てに悩んだり苦労したりするケースが多くなっています。そういう意味でも、保育園に日常的に看護師がいるということは意味があると思います。

看護師の仕事を選ばれたのはなぜですか?

9つ年下の弟が非常に体が弱く、2歳までに40回くらい入院していました。小さいのに入院している弟がかわいそうだし、親も心身共に大変でした。そんな中で、ぐったりしていた弟を笑顔にしてくれ、親の相談にも親身に乗ってくれる医療スタッフの方々がなんと頼もしかったか。そんなことから自然に医療の仕事を目指しました。

看護師は、ドクターと患者さんを結ぶ役割があります。普段から患者さんに接し、しっかり観察している看護師がいるから、ドクターも安心してスムーズに診療ができる。実習でそれを実感したときには、この仕事のやりがいに心が震えました。

医療の専門知識をお持ちの杉内さんがヘルスケアプランナーの資格に興味を持ったのはなぜですか?

電車の中吊り広告で「ヘルスケアプランナー」を知ったのですが、身近で実践的な基礎知識を幅広く身につけられるのではないかと感じました。医療の知識は病気の人に対処するためのものです。病気や薬については学術的に学びますが、元気な人、薬を必要としない人が健康な状態を保つための体系だった知識を学ぶことはないんですね。自分らしく一生を生きるために必要な、心身の健康を保つための全般的な基礎知識を身につけたいと思いました。

テキストの内容的には医療知識が活かせる部分が多かったと思いますが、試験までどのように勉強を進められましたか?

薬や病気についての知識はありましたが、より実践的で即戦的な内容については改めて学ぶことが多かったです。範囲も膨大だったので、自分の集中力のピークを見定めて、興味のあるところから手をつけるようにしました。

今後の目標をお聞かせください。

仕事的には、広い視野で小児医療の体制改善を目指していきたいです。誰もが育児を楽しみ、自信と安心の中で自分の子どもを育てていける社会となるように。自分ひとりでできることには限界があるので、同じ考えを持ち共に活動していける仲間とのネットワークを築いたり、学生の教育にも携わっていきたいと考えています。

そういった意味でも、ヘルスケアプランナーの資格も広めていきたいですね。医療の専門家でなくても、誰もが自分や周りの人の健康を守り合っていける。そうなると社会が変わるような気がします。実際に自分が資格を取り、その意味が大きいと感じているので、周囲の人々にも勧めたいと思います。

戻る