現在のお仕事について教えてください。
現在は、女性専用のジムを経営しています。女性専用のジムというと、気軽に軽い運動を続けることが目的の施設が多いのですが、私が目指すのは、しっかりした筋トレをするためのジムです。誰もが美容と健康を日常的に、忙しい方でも時間に制限されずに御利用していただけるように、24時間、筋力トレーニングのマシンなどが使用できるようにジムを運営しています。
ジムをはじめたきっかけは?
私は子どもの頃から体が弱かったのですが、特定の病名があるわけではなく、原因もよくわからない状態でした。そんな状態でいつも体調が優れなかったので、健康について悩むことも度々ありました。そして、結婚してからは、自分や家族の健康管理も大切だと思い、規則正しい生活や食生活に気をつけるようにしました。生活改善である程度は健康といえるようになったのですが、なにかもうひとつ足りないような気がしていました。そんなとき「やっぱり運動だ」とひらいめいたんです。私自身、運動は好きではなかったし、体が弱いこともあって運動経験もあまりありませんでした。だからこそ運動が必要だと感じましたし、多くの方が気軽に、しっかり運動できる場所を作りたいと思いたったころ、いろいろなご縁もあって、2015年にジムを開きました。
ヘルスケアプランナーのことを、どのように知りましたか?
健康はずっと大きな関心事だったので、情報はチェックしていました。確かネットで見たと思いますが、このような資格があると知り、受けてみたいと思いました。
健康関連の資格は数多いですが、なぜヘルスケアプランナーを?
一番は、勉強も受験も家でできるというのがよかったです。内容も身近なことから、医療の面にまでつっこんだことを学べる。受験もテキストを見ながら受験できるので、最初から高度な専門知識がなくても、テキストをしっかり読んで勉強すれば大丈夫なのではないかと思いました。なんとなくの印象ですが、お金ばかりかかる資格ではなく、まじめに会員のことを考えてくれている資格だと思いました(笑)。あとでテキストを見てわかったことですが、テキストを作られている先生方も、すごい先生ばかりでした。
実際にテキストを見ていかがでしたか?
上巻は栄養など身近なことが多かったので勉強しやすかったです。とはいえ、なんとなくの知識しかなかったり、勘違いしていたり、知らないことも多かったので、正しい知識をきちんと学べたのはよかったです。鼻血の止め方なんて、昔教わったことと全然違うので驚きました。下巻の体の仕組みなどは難しい印象で、最初はとっつきにくい面もありました。でもテキストがわかりやすくまとまっていたこと、試験という目標があり、そのために勉強することもはっきりしていたので、なんとか勉強を続けられたのだと思います。マーカーをしながら読み込むというシンプルな勉強法でしたが、合格できてよかったです。
お仕事や生活にヘルスケアプランナーの資格は活きていますか?
はい。資格があるとないでは、やはり気持ち的にも違います。何かあればテキストを見ることもできますし。たとえばお客様の健康診断の結果を見るとき、テキストを見ながら項目ごとの意味をチェックしたりしています。
うちのジムは小規模でお客様との距離が近いので、健康についての相談を受けることも多いんです。たとえば代謝が悪いとか、疲れやすいとか、そういう症状を感じている女性は多い。資格で得た知識があることで、自信をもってお客様にアドバイスができています。