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家族の健康管理から医療資格者との橋渡し役まで

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けんこうすぺしゃるいんたびゅー健康スペシャルインタビュー

一般社団法人 ヘルスケアプランナー検定協会では、より多くの方に健康への関心を持って頂くための 活動に取り組んでおります。その取り組みの一つである健康インタビューは、 各界の著名な方に健康に関する話を伺い、皆様の生活に役立てて頂くことを目的としています。 インタビューを通して「健康とはなにか」「健康のために何ができるのか」を感じて頂ければ幸いです。

「 健康って充実した毎日を送るために必要なものだと思います。」

久住 小春さん

2005年、「モーニング娘。」に7期メンバーとして加入。アイドルから声優まで幅広い分野で活躍。

2009年、「モーニング娘。」卒業とともに、幼い頃から興味のある「食と健康」をテーマに、料理、農業などにチャレンジ。さらに、春からは「ドリーム モーニング娘。」としてアルバム「ドリムス。①」のリリースと全国ツアーが決定。

  • 第1回
  • 第2回
  • 第3回

第1回 「健康」っていう言葉を聞くとビビッと反応してしまう。

若干12歳で「モーニング娘。」の一員となり大人気の最中、17歳で卒業。多忙を極めながら自身の興味あることにも果敢にチャレンジし続ける久住小春さんに、芸能活動のこと、体調不良に悩む毎日からいかにして健康を手に入れたか、現在実践している完全有機農業のことなどをお聞きしました。

 うちの娘は、久住さんが声優をされていた「きらりちゃん」の大ファンなんです。それで、勝手に身近な感じがしていました(笑)。今日、久住さんとお会いできるのを楽しみにしていました。

 嬉しいです。私にとっても「きらりちゃん」は、言葉では言い尽くせないほどたくさんのものを与えてくれた大切な存在なんです。私は7期メンバーとして「モーニング娘。」に入りましたが、そのときオーディションに合格したのは私だけ。田舎から上京して環境が激変した中、新メンバーとして戸惑うこと、悩むこともたくさんあったんですが、同じ立場で相談し合える人がいなかった。 「モーニング娘。」としての活動になかなか自信を持てなかった私が、初めて心から認めてもらえたと感じることができたのが「月島きらり」という役でした。他の声優さんたちは皆さんプロで年齢も上の方ばかりでしたが、今でもお休みに会ったりするくらい仲良くしていただいています。

 久住さんが「モーニング娘。」に入られたのは12歳のときですね。中学生から大人に交じってお仕事を始め、現在は18歳。「モーニング娘。」を卒業されてますますお仕事の幅を広げながら、健康に関する活動や有機農業なども実践されているそうですね。18歳ですでにプロとして活躍し、農業生産者としての立場も経験している久住さんに、いろいろなお話が伺えればと思っています。 久住さんのご出身は、山や畑に囲まれた人口1000人足らずの村だということですが、農業に興味を持ったのも、育ってきた環境と関係があるのでしょうか?

 私の場合、体調不良が深刻だったので健康のことばかり考えていましたが、同じ年代の人にとっては、やっぱり美容やダイエットに興味があると思います。ギャル雑誌にも健康的なダイエットや野菜料理の記事がたくさん取り上げられているので、そういうところから少しずつ健康的な食生活に興味が広がっていくといいんじゃないかなとも思います。

 BMIを考えると、健康のために理想的と言われる22%では見た目はちょっとポッチャリしているということになります。20%とか19%後半ぐらいなら健康的に問題なく、美容的にも良い数字です。でも女子大生に理想の体重を聞いて、それをBMI計算すると17%とか16%になってしまうんですよ。それではとても健康的な美しさとは言えないのに、そういう体型に憧れてしまう人が多いんです。日本の芸能界を見ても、オーディションに合格している人の中には17%ぐらいだろうなという子が少なくないですよね。世界的にはモデルさんの痩せ過ぎが問題視され始めています。たとえばスペインの会社が、18.5%以下のモデルは採用しないというルールを発表しました。そういう動きが、上辺の見た目だけを重視して極端な痩せ過ぎに走るという傾向に歯止めがかかるきっかけになるかもしれませんが、日本ではまだまだこれからですね。そのためにも「健康=美」という意識を持ち、それを兼ね備えた久住さんのような人たちがどんどん活躍していってくれたらいいなと思います。

 私は特別なことをしているわけじゃなくて、自分の興味があることを、自分に無理のない範囲でしてるだけなんです。オーガニックとかローフードっていうのも、それじゃなきゃダメとか、これは絶対食べちゃいけないとかは思わない。無理なくっていうのは大きなポイントかな。ただ、やっぱり興味を持ったことを調べて知識を得たら試してみたいし、試してよかったら周りの人に伝えたり、同じ考えを持つ人たちと共感したりしたいですよね。そういうことからいろいろなつながりが広がって、野菜を育てることもできるようになりました。食って人間の基本だから、良い食生活は体や心の健康はもちろん、人と人のつながりや新しい発見なんかももたらしてくれるのかな。そんなことを思うことがあります。

 ローフードの話がありましたがローフードの資格も取られたそうですね。

 はい。ローフードの資格と、シードマイスターの資格を取りました。

 有機農業をやる上での種の知識と、育てた野菜を含めて食生活を考えるローフードの知識を習得されたわけですね。忙しいお仕事をしながらのお勉強、大変ではなかったですか?

 そうですね、特にローフードの資格は基本知識の他に、レシピを考えて発表したりしなくちゃいけないので結構大変でしたけど、自分の好きなこと、やりたいことだったので頑張れたのかな。

 では、栄養的なこともかなり学ばれたのですか?

 それが、栄養的なことはまだまだわからなくて初心者なんです。今は野菜をおいしく食べるってことをメインに考えていますね。ただ、料理は子どもの頃から好きで、お菓子づくりなんかもしていて、今もローフードとは別に普通の料理教室にも通っています。

 エッセイ「17歳の転職」についてお聞きしたいのですが、出版しようと思った動機は何かあったのでしょうか?

 最初は事務所の方に勧められたんですが、「モーニング娘。」の卒業を決めるまでにも本当にいろいろなことを考えていました。今一番興味のある健康のことを伝えていくための方法も探っていたので、じゃぁ、せっかくチャンスをいただけるのなら挑戦してみようって思いました。

 今日伺ったようなお話がたくさん詰まっているのですね。

 新潟での田舎生活の話とか、オーディションのこと、「モーニング娘。」としての生活と卒業までの経緯。私自身そうだったように、アイドルに憧れている人ってたくさんいますよね。でもどうやってなればいいか、実際なったらどうなのかって分からないですよね。あくまで私の個人的な体験ですけど、それもひとつの例として興味のある人には見てもらえるかなと。そしてもちろん食と健康や農業についても書いていますよ。
最初から最後まで全部自分で書いています。だから私なりの言葉とか、ちょっと読みにくい部分もあると思うんですけど、それも私の個性として楽しんでいただけたら良いなと思っています。とにかくリアルに書いていますね。表紙もシンプルに写真もなしで、普通のアイドル本みたいじゃない感じにしてるんですよ。いろんな人に幅広く読んでもらいたいなと思ってシンプルな表紙にしてみました。

 お仕事的にも注目を集める立場ですし、自分の興味のあることを伝えていくということで、気を遣うことも多いかと思うのですが……。

 本はもちろんですが、ブログを毎日書いているので、そういうときにも気は遣いますね。やっぱり自分の言葉には責任をもたなきゃと思っているので一言ひとことよく考えて書いています。特に芸能界の人はみんなそういう面で大変だと思いますけど、このお仕事をしているから伝えられることもあると思うんです。健康のことひとつとっても、今は情報がたくさんあって、それぞれの人がそれぞれの立場や考え方でまったく違う情報を発信していることもある。どれが正しいか見極めるのが難しいので、とにかく実際に自分で確かめて自分の考えとして伝えていきたいですね。それに、たくさんの人に見てもらうために、タイトルもすごく考えています。

 今日はとても楽しかったです。ありがとうございました。最後に、これからの活動についてお聞かせいただけますか。

 「モーニング娘。」を卒業してからは、とにかく本を出すことを最大の課題として一直線に向かってきました。なんとか出版することができて、今はそれをきっかけにいろいろとお仕事の幅を広げていきたいですね。モデルのお仕事なんかもしてみたいです。

 農業のほうはいかがですか? いずれはお米づくりなんかにもチャレンジしていただけたらなんて思いますが……。

 小学校では学校でお米も作ったんですけど、今はできることから少しずつやっていきたいですね。納豆が大好きなので、自分で納豆も作ってみたいとか、やりたいことはたくさんあります。農業を教えてくださるご夫婦とは、畑仕事が終わったら一緒にお茶を飲んだり、収穫した野菜でお料理を作ってくださいます。私にとって息抜きというか、芸能界とはまったく違う刺激がすごくあって、畑に行くと心があったかくなるんです。これからも楽しみながら、いろいろな野菜を作っていきたい。そして、食や健康についてもどんどん世界を広げていきたいです。

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第2回 お母さんが「昔の野菜の味がする」って喜んでいます。

今はとてもハツラツとして健康そうに見えますが、卒業後はだいぶ生活が変わりましたか?

そうですね。以前のように寝る間も食べる間もないほど忙しいということはありませんし、特に食生活はかなり変わったと思います。「モーニング娘。」を卒業して少し時間ができたときに、健康や食べ物についてすごく調べて改善したんです。そうしたら体調も凄くよくなって、そういうのが本当に大事だったんだなぁって改めて思いました。

ご自身の実感が農業への関心にもつながっていったのですね。

食とか健康のことをいろいろ調べていくと、結局は食材の作られているところ、農業に辿り着きますよね。最初は本やインターネットで調べていたのですが、そのうち興味深いセミナーがたくさん開催されていることを知って参加してみたんです。その中から出会いがうまれ、有機農業やオーガニックを実際にやられている方と触れ合う機会が多くなりました。そういうつながりの中で畑を貸していただいて、野菜づくりを教えてくださる方と知り合うことができました。

 とはいえお仕事もありますし、実際に自分でやるとなると思い切りが必要だったのではないですか?

 せっかくのご縁で貸してあげると言っていただいて、じゃぁ、やったことないし、こんなに興味があることなんだからやってみようかなって。興味本位だけど、それでもいいんじゃないかなって。そう思いました。

 久住さんのような若い方が農業に興味を持つ。さらに実践されるということはとても喜ばしいことだと思います。確か畑は千葉でしたね。

 はい。60坪ほどの畑を貸していただいています。千葉で農業をされている芸能人の方って多いんですよ。東京からも行きやすいし、それでいて畑がたくさんあるんです。

 最初から完全無農薬で始めたんですか?

 そうですね、全部オーガニックで。畑を貸してくださっているのが無農薬有機野菜づくりの第一人者の方なんです。オーガニックって、本来なら土づくりから時間をかけてしなくちゃならないんですけど、そこには出来上がった土もありました。

 実際に農作業をしてみていかがでしたか?

 正直、ハードだなって感じました。種まきとかも腰が痛くなりますよね。でも、最近ちょうど何種類か収穫できるようになってきたんです。野菜って自然で育つものだから、収穫期っていっぺんにたくさん穫れるじゃないですか。エッ?こんなに?って感じですごく嬉しかったですよ。オーガニックの野菜ってスーパーでも高いんですけど、それがたくさん穫れるんです。

 今はどんな野菜を育てているんですか?

 サニーレタス、小松菜とか水菜とか。あとなんだろな……。まだ収穫してないのは春菊とか……。

 とりあえず葉ものからですね。

 はい。もうすごくおいしくて。お母さんがそれを食べて「昔の野菜の味がする」って。大量にあるから知り合いにあげると、やっぱりオーガニックってブームっていうこともあるから、みんなすごく喜んでくれます。

 野菜はビタミンやミネラルの含有量によっても味が変わるんですよ。今スーパーに出回っている野菜は、その野菜本来の味がしないものが多いですよね。エグみや苦みのある野菜もあるけれど、それは悪いものばかりではなくて、実はいろいろな栄養素でもあるんです。でもそういう好まれにくいものが排除されてクセのない味になってしまったり、形が悪かったり箱にうまく納まらなかったりする規格外の野菜は、流通に乗せてもらえなかったりする。野菜はあるがままに成長しているだけなのに、人間の都合でサイズや見てくれのよさが求められてしまっているのです……。

 本当に野菜って正直ですよね。有機農業のセミナーに参加したときに、教えてくださる方が、野菜を食べれば豚の肥料を使っているとか、牛の肥料を使っているか分かるっておっしゃっていましたが、そういうこともあるだろうなと思います。

 今はカット野菜なんていうものもスーパーなどで売っていますが、製造方法によっては野菜の抜け殻になっているものが多いです。切り口から水に溶ける栄養分が出ちゃいますからね。さらに食品衛生の観点から塩素消毒をした場合、野菜の栄養素のほとんどはアルカリ性なので、酸性の塩素で消毒すると中和されちゃうんです。
そうすると残るのは多少の食物繊維ぐらいで、野菜の形はしていても、本来持っているはずの中身はない。そこに油を使ったドレッシングをかけると、野菜の残骸に油とアミノ酸添加物をまぶして食べているようなことになっちゃう。それでは栄養的にも味覚的にも素材を食べていることにはならないですよね。今はそれが当たり前になってしまっている人も多いと思いますが、素材そのものの味を意識した食生活を送っていると、そういう嗜好は示さなくなってくるはずです。
久住さんは食品をできるだけ生で食べるというローフードの考え方に共感されているそうですね。

 すっかりはまっています。ローフードって、私たちの健康のために欠かせない酵素に注目した食事法ですよね。食品に含まれる酵素は加熱することで失われてしまうので、できるだけナマとか、低温短時間の料理で食品を食べようとするもので、今ではローフードのレストランとかレシピ集とかもたくさんあります。料理もシンプルなので楽です。
ナマで食べるだけだと単調になっちゃうと思われがちなんですけど、実はバリエーションもとっても豊かだし、素材の味を楽しみながらいろいろ工夫するのが楽しいんです。おいしい有機野菜なら、味付けとかがあまりなくても食べられますよ。ニンジンも、本来の甘みがすごく感じられます。

 やはりご自分で作った野菜は違いますか?

 それはもう!(笑) ナマでシンプルに食べるから素材が特に大切になってきます。オーガニックの野菜はもちろん買ったものでもおいしいのですが、自分で作るとより新鮮なこともあるし、本当においしい!

 ブログでも作ったお料理を紹介したりしていますね。ご家族に作ってあげたりもするんですか?

 自分で作ってお弁当にして持っていったり、もちろん家族に作ってあげたりすることもあります。おいしいって喜んでもらうのって嬉しいですよね。家族と一緒に料理することもありますよ。

 野菜が好きでないという子どもも多いのですが、小さい頃はいかがでしたか?

 もう昔から大好きです! もともとお肉はあまり好きじゃなくて。今思うと子どもの頃は、家で穫れたメチャメチャ新鮮でおいしい野菜やお米を食べていたんですよね。そういう野菜中心の、すごくいい食生活を送っていました。そのときはそれが当たり前でその価値に気づきませんでした。

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第3回 食や健康についてもどんどん世界を広げていきたい。

久住さんは体型的にもとても健康的で素敵ですが、芸能界の方の中には痩せ過ぎの人も多いのではないでしょうか。

私の周りにはそういう人、あんまりいないですけれど、電車とか乗ってたり街を歩いていると「ウワッ、この子細いなぁー。なに食べてるんだろう」っていう人がいますよね。

久住さんのように、健康があってこそ美しさも輝くというのが本来の姿なのですが、女子大生を見ていても、美容、特にダイエットにだけ目が向いてしまっている人が多いんです。例えば、ワカメが良いって聞くと、ずっとワカメにドレッシングだけをかけて、それだけを食べ続けるとか。お料理とか栄養の基本的な知識を身に付けて、きちんと一汁三菜という基本の食生活で食べることはとても大切です。そういう意味では食材の組み合わせとか、食べ合わせとか、そういうことも皆さんに学んでもらいですね。

私の場合、体調不良が深刻だったので健康のことばかり考えていましたが、同じ年代の人にとっては、やっぱり美容やダイエットに興味があると思います。ギャル雑誌にも健康的なダイエットや野菜料理の記事がたくさん取り上げられているので、そういうところから少しずつ健康的な食生活に興味が広がっていくといいんじゃないかなとも思います。

 BMIを考えると、健康のために理想的と言われる22%では見た目はちょっとポッチャリしているということになります。20%とか19%後半ぐらいなら健康的に問題なく、美容的にも良い数字です。でも女子大生に理想の体重を聞いて、それをBMI計算すると17%とか16%になってしまうんですよ。それではとても健康的な美しさとは言えないのに、そういう体型に憧れてしまう人が多いんです。日本の芸能界を見ても、オーディションに合格している人の中には17%ぐらいだろうなという子が少なくないですよね。世界的にはモデルさんの痩せ過ぎが問題視され始めています。たとえばスペインの会社が、18.5%以下のモデルは採用しないというルールを発表しました。そういう動きが、上辺の見た目だけを重視して極端な痩せ過ぎに走るという傾向に歯止めがかかるきっかけになるかもしれませんが、日本ではまだまだこれからですね。そのためにも「健康=美」という意識を持ち、それを兼ね備えた久住さんのような人たちがどんどん活躍していってくれたらいいなと思います。

 私は特別なことをしているわけじゃなくて、自分の興味があることを、自分に無理のない範囲でしてるだけなんです。オーガニックとかローフードっていうのも、それじゃなきゃダメとか、これは絶対食べちゃいけないとかは思わない。無理なくっていうのは大きなポイントかな。ただ、やっぱり興味を持ったことを調べて知識を得たら試してみたいし、試してよかったら周りの人に伝えたり、同じ考えを持つ人たちと共感したりしたいですよね。そういうことからいろいろなつながりが広がって、野菜を育てることもできるようになりました。食って人間の基本だから、良い食生活は体や心の健康はもちろん、人と人のつながりや新しい発見なんかももたらしてくれるのかな。そんなことを思うことがあります。

 ローフードの話がありましたがローフードの資格も取られたそうですね。

 はい。ローフードの資格と、シードマイスターの資格を取りました。

 有機農業をやる上での種の知識と、育てた野菜を含めて食生活を考えるローフードの知識を習得されたわけですね。忙しいお仕事をしながらのお勉強、大変ではなかったですか?

 そうですね、特にローフードの資格は基本知識の他に、レシピを考えて発表したりしなくちゃいけないので結構大変でしたけど、自分の好きなこと、やりたいことだったので頑張れたのかな。

 では、栄養的なこともかなり学ばれたのですか?

 それが、栄養的なことはまだまだわからなくて初心者なんです。今は野菜をおいしく食べるってことをメインに考えていますね。ただ、料理は子どもの頃から好きで、お菓子づくりなんかもしていて、今もローフードとは別に普通の料理教室にも通っています。

 エッセイ「17歳の転職」についてお聞きしたいのですが、出版しようと思った動機は何かあったのでしょうか?

 最初は事務所の方に勧められたんですが、「モーニング娘。」の卒業を決めるまでにも本当にいろいろなことを考えていました。今一番興味のある健康のことを伝えていくための方法も探っていたので、じゃぁ、せっかくチャンスをいただけるのなら挑戦してみようって思いました。

 今日伺ったようなお話がたくさん詰まっているのですね。

 新潟での田舎生活の話とか、オーディションのこと、「モーニング娘。」としての生活と卒業までの経緯。私自身そうだったように、アイドルに憧れている人ってたくさんいますよね。でもどうやってなればいいか、実際なったらどうなのかって分からないですよね。あくまで私の個人的な体験ですけど、それもひとつの例として興味のある人には見てもらえるかなと。そしてもちろん食と健康や農業についても書いていますよ。
最初から最後まで全部自分で書いています。だから私なりの言葉とか、ちょっと読みにくい部分もあると思うんですけど、それも私の個性として楽しんでいただけたら良いなと思っています。とにかくリアルに書いていますね。表紙もシンプルに写真もなしで、普通のアイドル本みたいじゃない感じにしてるんですよ。いろんな人に幅広く読んでもらいたいなと思ってシンプルな表紙にしてみました。

 お仕事的にも注目を集める立場ですし、自分の興味のあることを伝えていくということで、気を遣うことも多いかと思うのですが……。

 本はもちろんですが、ブログを毎日書いているので、そういうときにも気は遣いますね。やっぱり自分の言葉には責任をもたなきゃと思っているので一言ひとことよく考えて書いています。特に芸能界の人はみんなそういう面で大変だと思いますけど、このお仕事をしているから伝えられることもあると思うんです。健康のことひとつとっても、今は情報がたくさんあって、それぞれの人がそれぞれの立場や考え方でまったく違う情報を発信していることもある。どれが正しいか見極めるのが難しいので、とにかく実際に自分で確かめて自分の考えとして伝えていきたいですね。それに、たくさんの人に見てもらうために、タイトルもすごく考えています。

 今日はとても楽しかったです。ありがとうございました。最後に、これからの活動についてお聞かせいただけますか。

 「モーニング娘。」を卒業してからは、とにかく本を出すことを最大の課題として一直線に向かってきました。なんとか出版することができて、今はそれをきっかけにいろいろとお仕事の幅を広げていきたいですね。モデルのお仕事なんかもしてみたいです。

 農業のほうはいかがですか? いずれはお米づくりなんかにもチャレンジしていただけたらなんて思いますが……。

 小学校では学校でお米も作ったんですけど、今はできることから少しずつやっていきたいですね。納豆が大好きなので、自分で納豆も作ってみたいとか、やりたいことはたくさんあります。農業を教えてくださるご夫婦とは、畑仕事が終わったら一緒にお茶を飲んだり、収穫した野菜でお料理を作ってくださいます。私にとって息抜きというか、芸能界とはまったく違う刺激がすごくあって、畑に行くと心があったかくなるんです。これからも楽しみながら、いろいろな野菜を作っていきたい。そして、食や健康についてもどんどん世界を広げていきたいです。

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インタビュアー

内野美恵 先生
学術博士・管理栄養士・健康運動指導士。
東京家政大学ヒューマンライフ支援センター講師。
HRCヘルス・リサーチコンサルティング主宰。